3. ユーロドル　ドル売り強まり年初来高値を更新、1.20を窺う動きに（9/1夕）

ユーロドル　ドル売り強まり年初来高値を更新、1.20を窺う動きに（9/1夕）

1日の東京市場でユーロドルは高値更新。

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ユーロドル　ドル売り強まり年初来高値を更新、1.20を窺う動きに（9/1夕）

ユーロドル　ドル売り強まり年初来高値を更新、1.20を窺う動きに

〇ユーロドル午前中に1.1997に達し年初来高値更新
〇昨晩欧米勢の休暇明け以降もドル売り優勢、ドルは全面安の様相
〇テクニカルにはユーロ買い地合い続く、1.20を抜けると1.21レベルまで手掛かりなし
〇ユーロ買いポジションの水準高く急落にも要注意

1日の東京市場でユーロドルは高値更新。朝方反発していたドルインデックスが7時台以降急落した流れを受け、ユーロドルも午前中に急上昇昼過ぎに2018年5月以来の高値となる1.1997をつけました。この間米長期金利に上昇の兆候等はない中でドルが全面安の様相となりました。その後夕刻欧州勢参入後は1.19台後半を乱高下の様相。東京時間18:00現在は1.1970レベルの取引です。

昨晩の欧米市場では月末のロンドンフィキシングに絡むユーロドル、ユーロクロスの買いが出たことに加え、休暇明けの欧米系の市場参加者が加わった後もドル売りの継続が確認されたことから、ユーロドルは8/16の年初来高値に並ぶ1.1966をつける場面がありました。しかし、その後は米長期金利が上昇したこともあり1.19台前半で東京時間を迎えています。

テクニカルにはユーロドルは主要なテクニカルポイントは上放れ、節目の1.1200を抜けると、2018年高値1.2555からの今年3月の安値1.0636までの下落の76.4%戻しの1.2102あたりまで手掛かりが見つからない状況です。一方サポートは転換線が1.1876、基準線1.1846、21日移動平均線が1.1840近辺と距離があり、ユーロ買いポジション高水準の中、逆転した場合の急落も要注意です。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調。今晩この後は22:45に米8月製造業PMI、23:00米8月ISM製造業景況指数、および7月建設支出の発表があります。

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