米8月ISM製造業景況指数の予想
(今回発表予想)2020年9月1日10時現在予想
本日23時、米国8月ISM製造業景況指数が発表されます(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)。過去の流れを見ると、PMI指数の動きの方がISMより緩やかで、そのPMIをISMが越えると、トレンドとして暫くISM>PMIになり、逆もまたISM<PMIしかりとなっています(下図〇印部分)。従いまして、既発の8月PMIは53.6(今日22時45分に改定値が発表され、予想は前回と同じです)となっていますので、ISMは過去の傾向と同じなら、これよりは好数値になりそうです。予想の54.8は納得できる数値になっています。
6月に好悪判断基準の50を越えていますので、今後は2016年末からの(黒の矢印)と同じように60方向にいけるかがポイントになりそうです。コロナウィルスの影響も残っているので、年内の傾向が注目されます。
ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)
また本日は米国の経済指標が下記発表されます。
米国の経済指標(発表の日本時間)
下図はドル円の日足チャートで8月28日付けのFRB新指針時に添付したものの続きになります。
引き続き流れはA(=104円85銭)とB(=109円20銭)の3角保合い収斂です。次いで、3月中旬高値からのラインがC(=107円85銭)にあります。先週金曜日午前中の時点でラインD(=106円75銭)をザラ場で上抜けていましたが、首相辞任の報で午後2時頃から大きくドルが売られ、結局上ヒゲだけの抜けに終わり、このDの抵抗線は生きています。下値は105円00銭〜10銭にあるサポートで止められており、AとDの間にE(=106円20銭〜30銭)の分岐点があります。
もしこのまま収斂を継続するとAとBでは12月中旬(交差点107円手前)、AとCでは大統領選挙付近の11月初旬(106円30銭付近)、AとDなら10月初旬(105円65銭付近)になります。このままあと1ヶ月程度横這いになるか、あるいはユーロドルの動きに連れるのか注目しています。
(9月1日13:40、1ドル=105円71銭)
オーダー/ポジション状況
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