トルコリラ円ショートコメント

安値が15.51レベル、高値15.65レベルと、ほぼ予想のレンジ内での動きとなりました。

トルコリラ円ショートコメント

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、トルコリラ円は「テクニカルなターゲット15.45レベルをサポートに、レジスタンスラインが位置する15.65レベルをレジスタンスとする流れ」を見ていました。実際のレンジは安値が15.51レベル、高値15.65レベルと、ほぼ予想のレンジ内での動きとなりました。

先週のトルコリラはこれといって目立った材料はありませんでしたが、世界的に新型コロナの新規感染者増で苦戦する中、トルコの新規感染者数は7月に入ってからも着実に減少しています。この点は好材料と取ることが出来ますが、値動き自体は完全に横方向のもみあいとなっていて、トレンドが出そうな状況ではありません。

また今週は木曜に中銀会合がありますが、こちらはコンセンサスが現状維持で、トルコの経済状況を見ている限り今回も現状維持の可能性が高いとしか思えず、あまり材料視されないでしょう。念のため会合後の中銀の声明に注意する程度でしょうか。トルコリラもテクニカルな判断がよさそうですから、早速いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

最近のトルコリラ円は値幅がかなり狭い週が多いのですが、過去の値幅から考えるとやや狭すぎるというのが正直なところです。上記チャートでは、ほぼ15.50と15.75の間での値動きとなっていますし、現在の水準はほぼその中央に位置しています。

今週も方向感が出ないとすればこのレンジの中での動きとなってくるでしょうし、大きな材料も無いとなるとこのレンジの上下を狭めるというのが妥当です。今週は15.55レベルをサポートに、15.70レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る