N$シカゴポジション(2020年7月14日現在)

シカゴのNZドルのポジションは豪ドル同様にNZドルロングに切り替えてきました。

N$シカゴポジション(2020年7月14日現在)

シカゴポジション(CME)239

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジション(CME)239

主要通貨ポジション(単位:枚)(2020年7月14日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴのNZドルのポジションは豪ドル同様にNZドルロングに切り替えてきました。内訳はロング1,100枚増、ショート300枚減となり、豪ドルよりは明確にNZドル買いをしています。それでもネットロングが僅か1,100枚強ですので、NZドルもいつでもポジションをひっくり返せる状態です。チャートを見ると、赤いNZドル安トレンドライン上限の0.66米ドルまで残り50ピップス程度ですので、上抜けの場合はNZドル先行のドル安に入れるかもしれません。黒のサポートラインは0.63米ドル付近にあります。

実際の相場は短期で0.6290(シカゴ終値ベースのチャートで黒サポートに相当)〜0.6810米ドルの短期NZドル高トレンドを維持しています。このトレンド内に0.6530〜0.6600米ドルの3角保合いの収斂を継続しています。現状では下限が切れそうですので、もし割った場合は0.6490〜0.65、0.6450、0.6380米ドルの順にサポートあり、最後が強くなっています。逆に上値越えればトレンドライン上限方向トライになりそうです。
NZドルと豪ドルは収斂続けていますので、どちらか先に上下を抜いた時に、追随するか見極めて、対米ドルで同じポジションを取るのが良さそうです。

シカゴポジション(CME)239 2枚目の画像

(1NZドル=0.6556米ドル、7月20日14:45)

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