ユーロ・ドル:6月13日からの先週
週末はリスク・オフの巻き戻し
13日は、前週末の引けの1.1247で始まり、東京時間はまず下降して13日安値1.1231をつけました。その後は穏やかにじりじりと上伸を続け、13日の高値1.1303を付け、一転ユーロ売りになり下降して、その後下押し1.1291で引けました。
14日は、前日引けの1.1290 で始まり、すぐに14日安値1.1188を付け、一転ユーロ買いになり、14日高値の1.1298まで上押ししました。その後、じりじりと下降を続け下降して、その後はそのまま横ばいで1.1207で引けました。
15日は、前日引けの1.1207で始まり、東京時間はじりじりと下降を続け、15日の安値1.1189を付けました。欧州時間に入り、じりじりと上伸を続け、15日高値の1.1298を付けました。その後は下降して、1.1259で引けました。
16日は、前日引けの1.1259で始まり、すぐに16日安値1.1130を付け、一転ユーロ買いになり、16日高値の1.1295まで上戻ししました。その後、じりじりと下降を続で下降して、その後はそのまま横ばいで1.1224で引けました。
17日は、東京時間はまず下降して17日安値1.1221をつけました。その後は穏やかにじりじりと下降を続け、17日の高値1.1296を付け、その後はもみ合い横ばいで1.1278で引けました。
ユーロ・ドル:6月20日からの今週
「英国次第」の展開で、荒い値動きを想定
CME通貨先物ポジション状況 6月14日時点
(6月14日) (6月7日) (5月31日)
円 55690 42853 14837
ユーロ ▲56489 ▲67112 ▲37654
シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで6月14日付けのネットのユーロの売り持ち高はやや減少。
因みに、過去最高買い持ち高は、2007年5月15日 +119,538、 今までの過去最高の売り持ち高は、2010年2月9日 -57,152
全て英国次第の展開
英国民投票を控え、市場の動揺はしばらく続くと想定されます。
リスク・オフの動きが強まるでしょう。
テクニカルで見てみたいと思います。
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
6月13日の 1.1231 〜 1.1303
6月14日の 1.1188 〜 1.1298
6月15日の 1.1189 〜 1.1298
6月16日の 1.1130 〜 1.1295
6月17日の 1.1221 〜 1.1296
確かに、徐々に高値・安値を切り上げてきています。
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 1.1449で 上昇
実勢値 1.1278 17日引け
転換線が 1.1273で 横ばい
基準線が 1.1257で 横ばい
先行スパン1が 1.1219で 横ばい
遅行スパン 1.0927で 上昇
上昇中の先行スパン1と2を、転換線と基準線が上から下抜けしようと
丁度突入してきたところです。
このまま完全に先行スパン1と2を下抜けて来るのか
それとも
今は先行スパン1と2の間に挟まれていますが
跳ね返されるように、上に抜けて来るのか
注目です
予想レンジは、1.0800~1.1500 と見ます。
オーダー/ポジション状況
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