英国民投票後も円高リスクか(2016年6月20日)

23日の英国民投票

英国民投票後も円高リスクか(2016年6月20日)

ドル円:6月20日のファンダメンタル分析

「離脱」を選択する場合1ドル100円、日経平均は13000円?

テーマ: 英国民投票後も円高リスクか。

6月23日には、目先の大きなイベント英国国民投票があります。
結果が「離脱」となる場合には、市場は当然リスク・オフとして反応し
株は欧米で大きく下げるのみならず、日経平均も13000円を
ドル相場はドル円で100円を
各々試す展開と想定します。
ただ、ポイントは、
この英国国民投票を乗り越えた後、まだスケジュールが多いのです。

1. 7月10日の日本の参院選、これは与党が数字を取れないリスク
2. 7月26〜27日はFOMC、これは米利上げ断念というリスク
この2つの大きな不確定要素リスクに加え
3. 米国や中国などの世界景気動向、
4. 日銀の政策スタンス、
5. 11月米大統領選、トランプ・ショックというリスク
などです。

総じて、リスク・オフの地合いが続き、通貨としては円買いが続きそうで
6月23日の英国民投票後も円高リスクが継続しそうです。

ドル円:6月20日のテクニカル分析

ポイント: 週明け早朝、一時104.80まで反発してスタートしていますが、17日高値の104.82を上抜けずにいるために、まだ安値形成への下値余地ありで、17日安値の104.07割れからは逆に下げ再開と想定します。
17日高値104.82を上抜く場合は高値更新を想定し、上値目途は15日高値の106.39を試す流れでしょう。一旦、強気転換した後、底割れする場合には新た弱気サイクル入りとし、次の安値形成への下落を想定します。下値目途は、100.00を試す流れでしょう。

6日続落での下値模索で年初来安値を更新中。
5月30日の高値111.45からの売りで、一段の下落の可能性が残り
市場では達成感が見られず、一段の安値に要警戒。
下値目途は、103.00や102台半ばで
上値目途は、105.55を上抜けてそのレベルを維持するまでは、戻り売り優先と見ます。

本日のポイントは、週明け早々ギャップアップで104.80台まで上昇していますが、
引け足で陽線切り返しで106台となれば、一転買いが強まり要注目です。

今日のレンジは、104.00~105.00と見ます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る