英国の動向次第(週報2016年6月第三週)

先週は軟調に推

英国の動向次第(週報2016年6月第三週)

ドル円:6月13日からの先週

英国のEU離脱と、それに伴う景気減速懸念からリスクオフ進む

13日は、前週末の引けの105.73で始まり、東京時間はまず上昇して13日高値106.84をつけました。その後は穏やかにじりじりと下降を続け、13日の安値105,73を付け、一転ドル買いになり、106.60まで上戻して、その後下押し106.23で引けました。

14日は、前日引けの1106.23 で始まり、すぐに14日高値106.41を付け、一転ドル売りになり、14日安値の105.62まで下押ししました。その後、じりじりと上昇を続け、106.18まで上戻して、その後はそのまま横ばいで106.10で引けました。

15日は、前日引けの106.10で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、15日の高値106.39を付けました。欧州時間に入り、じりじりと下降を続け、15日安値の105.42を付けました。その後は上戻して、106.00で引けました。

16日は、前日引けの106.00で始まり、すぐに16日高値106.02を付け、一転ドル売りになり、16日安値の103.542まで下押ししました。その後、じりじりと上昇を続け、104.60まで上戻して、その後はそのまま横ばいで104.26で引けました。

17日は、東京時間はまず上昇して17日高値104.82をつけました。その後は穏やかにじりじりと下降を続け、173日の安値104.07を付け、その後はもみ合い横ばいで104.18で引けました。

ドル円:6月20日からの今週

23日英国民投票に向けBrexit懸念緩まず

CME通貨先物ポジション状況 6月14日時点
  (6月14日)  (6月7日)  (5月31日)
円    55690    42853    14837
ユーロ  ▲56489  ▲67112   ▲37654

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで6月14日付けのネットの円の買い持ち高は前週から増加。リスク警戒感が高まり、2008年来の高水準近辺で推移。
因みに、直近ネット円い持ち最高水準は、2008年3月25日 +65,920、2004年2月6日 +64499、
過去最高ネット円売り持ち高は、2007年6月26日 -188,077

思わぬ仕掛けや、ポジションカバーと、方向感の定まらない神経質で不安定な展開

今週は、ブレグジット・ショックの影響を見極める週。
当然の事ながら、当面はリスク・オフのムードが強まり、且つ継続でしょう。

テクニカルで見てみたいと思います。
24日のブレグジット・ショックの打撃は非常に大きく
しかもこの問題はドル円のみでなく、他の通貨、他の市場とも関係するので
要警戒です。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
6月13日の 105.73 〜 106.84
6月14日の 105.52 〜 106.41
6月15日の 105.42 〜 106.39
6月16日の 103.54 〜 106.02
6月17日の 104.07 〜 104.82

「残留」、と決まれば、一気にリスク・オフの巻き戻し

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 110.05で 横ばい
先行スパン1が 108.09で 横ばい
基準線が    107.50で 横ばい
転換線が    105.73で 横ばい
実勢値     104.26 17日引け
遅行スパン  105.81で 下降

今回の上値試しもまた、上値に位置する先行スパンが
強い上値抵抗として機能している様。

予想レンジは、101.00~108.00 と見ます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る