ユーロは戻り売り優勢の展開(2016年6月17日)

23日の英国民選挙前に

ユーロは戻り売り優勢の展開(2016年6月17日)

ユーロドル:6月17日のファンダメンタル分析

リスク・オフのドル買いの動きが再燃・加速

ユーロドルは、ポンドの影響を受けやすく国民投票に向けポンドが弱い地合いを続ける限り、ユーロもまた上値が重たい展開となってきます。昨日は大幅安の後の切り返しも大きかったのですが、日足チャートを見てもわかる通り、着実に高値を切り下げる展開が続いています。

ユーロドル:6月17日のテクニカル分析

1.1295を上抜けしない内は、安値形成への下落余地あり

ユーロドルは、ポンドの影響を受けやすく国民投票に向けポンドが弱い地合いを続ける限り、ユーロもまた上値が重たい展開となってきます。昨日は大幅安の後の切り返しも大きかったのですが、日足チャートを見てもわかる通り、着実に高値を切り下げる展開が続いています。本日も上がったところでは売りが出て来ると考えられ、1.1270レベルをレジスタンスに、1.1190レベルをサポートとする流れでしょう。

ユーロ円は、ドル円での円高、ユーロドルでのユーロ安、双方の下げ圧力を受け、NYの引けから4円近い下げを見せた後、2円戻すという荒っぽい値動きになりました。こちらもポンドの影響からポンド円に振り回されやすい地合いとなっていて、流れとしては着実に高値を切り下げる展開です。本日のところはいったん短期的な安値を付けた後のうごきとなりますが、買われたところでは売りが出て来ることも間違いないでしょう。117.10レベルをサポートに、118.00レベルをレジスタントする、振れやすいもののもみあいという展開を考えます。

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