ユーロドル堅調推移 夕刻一時1.13台乗せ(7/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは上昇。

ユーロドル堅調推移 夕刻一時1.13台乗せ(7/2夕)

ユーロドル堅調推移 夕刻一時1.13台乗せ

〇ユーロドル米株先物の反発に夕刻一時1.1303まで上昇
〇米指標改善、ワクチン治験好結果がリスク選好をサポート
〇市場は21:30の米雇用統計待ち

2日の東京市場でユーロドルは上昇。朝方1.12台半ばで取引が始まったユーロドルは午前中は狭いレンジのもみ合いに終始しましたが、午後に入り、米株先物の上昇に伴いユーロドルも値を伸ばし、夕刻欧州勢参入後に1.1303の高値を付けた後、東京時間18:30現在は1.1295レベルでの取引です。

昨日発表されたADP雇用統計で前月の数値が改善されたことから、本日夜の雇用統計にも改善への期待感が強まっており、市場はリスク選好を取り戻しつつあります。米ファイザー、独バイオNテックが共同開発する新型コロナウイルスワクチンの初期の治験が好結果だったと昨晩伝えられたことも楽観的なムードを支えています。

テクニカルにはユーロドルは昨日と大差なく、21日線に絡む動きです。1.13を超えたとはいえ方向感が出るに至ったという感じではありません。市場は今晩の米雇用統計待ち。コンセンサスは非農業部門雇用者数300万人増、失業率は12.5%です。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。今晩米雇用統計発表は21:30、同時刻には新規失業保険申請件数、5月貿易収支も発表されます。また、23:00には5月の製造業受注、耐久財受注も公表され米連休前に重要指標が並び今晩は波乱含みです。

ユーロドル堅調推移 夕刻一時1.13台乗せ

ユーロドル日足

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