3. ユーロドル1.12台前半で方向感なく推移、欧州勢参入後は下値試し(7/1夕)

ユーロドル1.12台前半で方向感なく推移、欧州勢参入後は下値試し(7/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは1.12台前半で方向感なく推移。

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ユーロドル1.12台前半で方向感なく推移、欧州勢参入後は下値試し(7/1夕)

ユーロドル1.12台前半で方向感なく推移、欧州勢参入後は下値試し

〇ユーロドル1.12台前半での動き
〇三連休、重要指標発表を前に様子見気分強まる
〇テクニカルにも動きなし
〇大枠1.1150-1.1350のレンジ相場継続

1日の東京市場でユーロドルは1.12台前半で方向感なく推移。朝方1.1230レベルで取引が始まり日中は1.1216-41の狭いレンジでの取引に終始。夕刻欧州勢参入後は、一時1.1245まで上値を伸ばしましたが、その後は反落。東京時間20:00には1.12を割り込む動きとなっています。ユーロドルは株式市場でのリスクオンのドル売りと、米指標等が好調な場合のストレートなドル買いの双方の動きに翻弄されて、このところますます方向感を見失いつつあります。

本日から第3四半期が始まり、株式市場はコロナで大暴落の第1四半期、予想外の急回復を見せた第2四半期を終え、次の3か月の方向性を見極めようとする動き。もっとも株、為替とも週末の独立記念日による米市場三連休を前に、ISM製造業指数、雇用統計等の重要指標の発表を控えて、一時的様子見商状です。

テクニカルにはユーロドルは昨日と変わらず、21日線と転換線に頭を押さえられる動き。ただ、下方向からは基準線(本日1.1178)レベルが上昇してきています。いずれにせよ大枠1.1150-1.1350のレンジの中での推移が続きそうです。

序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。本日は21:15にADP雇用統計、22:45に米製造業PMI、23:00にISM製造業景況指数の発表があります。

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