オーストラリア 5月失業率(発表6月18日、日本時間10時30分発表予定)

明日、10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。

オーストラリア 5月失業率(発表6月18日、日本時間10時30分発表予定)

オーストラリア 5月失業率(発表6月18日、日本時間10時30分発表予定)

明日、10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。予想は以下となっています。

オーストラリア 5月失業率(発表6月18日、日本時間10時30分発表予定)

(6月17日9時30分現在)

(1) 就業者数

前回4月は予想より若干悪化となりましたが、凄まじいほどのマイナスでした。今回もマイナス予想ですが、下図を見るとかなり改善する様子が伺えます。むしろオレンジの3ヶ月移動平均線が底打ちするか否かを見て行くことになりそうです。米国では4月の非農業部門雇用者数が非常に悪かった為に、5月以降は大きく改善しましたが、豪州もその流れになるか否かだけをウォッチしておきます。レンジでもプラス予想がありますので、水面上になると相場の影響が出そうです。とはいえ、先進国では6〜8月までのトレンドが重要になりそうです。

(1)	就業者数

(赤い線はゼロ、黒い線より右側は今回予想値)

(2) 失業率

4月の結果は6.2%で予想よりもかなり良かった結果となりました。今回は一段と悪化見通しですが、4月予想値(8.3%)を勘案すれば、今回の数値(6.9%)も然程驚くようなことにはならないと思います。今回予想は青の矢印です。

(2)	失業率

下図は豪ドル・米ドルの週足です。2018年初の高値から降りてきた中期の豪ドル安トレンドラインA(=0.6780)の抵抗線を上抜けて豪ドル一段高狙いになっていましたが、ラインB(=0.7070)の抵抗線に止められ、現在はラインAまでの下押し相場になっています。3月末底値からのサポートラインC(=0.6730)も急激に上げており、また、豪ドル安に突っ込むきっかけとなったサポートD(=0.6690)も控えており、いよいよ動き始めそうな相場展開に向けての収斂となっているようです。当面はラインBとDの横流れレンジを想定しておき、どちらかに抜けた方に付いていく形になりそうです。現状ではAを既に抜けていることで、0.6780未満にならないことが豪ドル高継続への1条件になっています。シカゴ投機筋もまだ豪ドルショートをかなり保有しているので、相場として面白い展開を期待しています。

(2)	失業率 2枚目の画像

(1豪ドル=0.6875米ドル、6月17日10時15分現在)

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