3. ユーロドル堅調推移　昨晩の急上昇後もユーロ買い継続　(5/1夕)

ユーロドル堅調推移　昨晩の急上昇後もユーロ買い継続　(5/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは堅調推移。

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ユーロドル堅調推移　昨晩の急上昇後もユーロ買い継続　(5/1夕)

ユーロドル堅調推移　昨晩の急上昇後もユーロ買い継続

1日の東京市場でユーロドルは堅調推移。朝方一時1.0935まで下落したものの底堅く、本日多くの市場がレイバーデイで休場の欧州時間に入り、上げ幅を広げています。東京時間18：30現在ユーロドルは1.0985レベルで取引されています。

昨晩のECB理事会では政策金利は据え置かれたものの、TLTROの適用金利を引き下げるなどの追加支援策がとられました。一方でパンデミック緊急購入プログラムに変更はなかったこと、ラガルド総裁が記者会見で今年のユーロ圏経済の悲観的見通しを述べたことなどから値を下げ一時1.0833の安値をつけました。
しかし、その後は月末のロンドンフィキシングがらみのドル売りに一転急上昇、1.0972の高値をつける久々に荒れた展開とました。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の急上昇で21日線を上放れ、基準線を突破。本日高値の1.0987は一目均衡表の「雲」の下限1.0989や90日移動平均線1.0994に近く、一旦はユーロ買いも収まりそうです。この水準からさらに上昇すると1.1035の200日線や1.1065の雲上限が射程距離。一方下方向は1.0873レベルの21日移動平均線がサポートに転じており、ドル安ユーロ高地合い。
ユーロドルは、欧米の感染拡大鈍化と経済活動再開への動きをにらみ、ドル資金不足不安から買い上げた米ドルを徐々に処分する動きが出ている印象です。

本日海外時間は英国を除く欧州主要市場が休場、米国では22:45に製造業PMI、23:00にISM製造業景況指数と建設支出の発表があります。

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