ユーロドル続落 EU復興基金設立財源・規模持越しと景気先行き不安
24日の東京市場でユーロドルは横ばい後一時急落。日中は1.0784を高値として1.07台後半で取引されました。しかし、EU首脳によるテレビ会議で復興基金設立ではまとまったものの、財源や規模については物別れに終わったことなどが重しとなり、夕刻欧州勢参入後は一時売りが強まって1.0727まで下落。ただ、その後は買い戻されて東京時間19:00現在は1.0765レベルと再び1.07台半ばでの取引です。尚、19:30過ぎにムーディーズがイタリアの低迷は一時的なものとして長期債格下げを見送ることを示唆したことで1.0798まで急伸しており、週末を迎えややチョッピーな動きとなっています。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の下落で4/6安値1.0769を下抜け、本日も下値を切り下げるなど、ユーロ売り地合いが継続中。欧州経済の先行きへの懸念は強く、本日も欧州株は軟調地合いです。
今晩この後は21:30に米3月の耐久財受注。23:00にミシガン大消費者信頼感指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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