本邦1Q実質GDP二次速報上方修正(2016年6月8日)
設備投資が上方修正
今朝方発表となった1-3月の日本のGDP(二次速報値)は年率1.9%増(予想1.9$%増)と一時速報値の1.7%から改善しました。前期比では0.5%増(予想値と同じ、一次速報は0.4%増)でした。
上方修正の要因としては設備投資の減少幅の縮小や個人消費の上方修正等です。
また、同時に発表となった4月の経常収支は1.8兆円の黒字、予想の2.3兆円を下回りました。
株式売買交錯、ドル円下落
午前中の株式市場は売り買いが交錯するもみ合いとなっていますが、一部ではGDPの上方修正を受けて15-6日の日銀政策決定会合での追加緩和期待がやや後退したことも要因と考えられます。ドル円も朝方の107円台を割り込み106.72まで売り込まれて安値圏で推移。
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