ドル円じり高、日経平均雇用統計前の水準回復
円安株高
昨晩のイェレン議長の講演が米経済の回復基調の路線を変更しない中で利上げが遠のいたことを示したとの見方から米株価が上昇したことを好感、また、月曜急落後の割安感もあって本日の東京市場では日経平均が反発、95円高の16,675円と先週の雇用統計前の水準で終了しています。原油先物価格が再び49.50ドルを上回って推移していることから資源株にも買いが集まりました。
ドル円も明確な方向感のない中で、株価をにらみながらじり高推移、107円台での取引となり一時は107.89をつけています。
関心は日銀のスタンスとブレグジットにシフト?
イェレン議長の雇用統計への失望発言や、議長が4つ挙げた不確実要因に英国のEU離脱(ブレグジット)投票が入っていたことから今月のFOMCでの利上げはほぼ消滅したものと考えられ、今後はむしろ15、16日に行われる日銀政策決定会合での追加緩和の有無や、賛否の拮抗が伝えられる23日のブレグジットの投票に関心がシフトするものと思われます。明朝には1Q本邦GDPの確報値の発表があります。
今晩 ユーロ圏GDP 米非農業部門生産性
今晩はこれから18:00にユーロ圏のGDPの発表、米国では大きな指標はありませんが21:30の非農業部門労働生産性は昨晩の議長の講演の中で完全雇用と経済低成長のギャップの主たる理由として生産性の問題が上げられていたこともありやや注目されます。
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