3. N$シカゴポジション(2020年4月7日現在）

N$シカゴポジション(2020年4月7日現在）

NZドルポジションはネットショートを約1,400枚減らし、ショートは14,700枚弱になりました。

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N$シカゴポジション(2020年4月7日現在）

シカゴポジション（CME）225

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジション（CME）225

主要通貨ポジション（単位：枚）(2020年4月7日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル


ユーロ/ドルが遂に4週連続のユーロロングポジションを維持した上、4月6日の底値1.0769ドルをトライしても押し目でユーロロングを買い増した形になっています。ドル円も円ロング増となり、主要通貨ではドルショートがトレンドに変わってきています。

NZドルポジションはネットショートを約1,400枚減らし、ショートは14,700枚弱になりました。内訳はロング1,900枚増、ショート500枚増で、ポジション総枚数を増やしながらも、ショートポジションは減らしています。チャート（２）を見ると、豪ドルと形が似ていますが、黒の抵抗線と赤いNZドル安トレンドラインが0.6110〜20米ドル付近で交差しています。現在のスポットからは残りの上値が40〜50ピップスしかなく、豪ドル同様にNZドルショート筋には厳しい水準になっています。ここから売り増しするのか、ポジションを減らしていくのか注目されます。

実際の相場は、先週もコメントした0.6055〜0.6920米ドル（前週より5ピップスNZドル安）のNZドル安トレンドライン下限にスポットが入ってきています。週足ですので、今週末の終値が0.6060米ドル以上であれば、5週間ぶりに上記トレンドラインに回帰します。更に0.62米ドルを越えてくれれば、中長期のNZドル安トレンド下で、0.6920米ドル方向へのトライに入れます。この途中の0.6310〜20、0.6430〜40米ドルに強い抵抗線があり、これに阻まれる可能性が高いですが、この場合でもNZドル下値も固くなります。逆にもし、0.6050米ドル未満で終わると、再度0.5470米ドル方向のダブルボトム狙いになります。途中の0.5850〜60米ドルに強いサポートが控えています。（1NZドル＝0.6071米ドル、4月13日14:20）

シカゴポジション（CME）225 2枚目の画像

シカゴNZドルポジションと締日終値のチャート

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