ユーロドル 1.08台半ばで方向感失う(2/25夕)

25日の東京市場でユーロドルは1.08台半ばでの動き。

ユーロドル 1.08台半ばで方向感失う(2/25夕)

ユーロドル 1.08台半ばで方向感失う

25日の東京市場でユーロドルは1.08台半ばでの動き。このところ米欧景況感格差からのドル買いと、長期金利の高止まりからユーロドルではユーロ安が継続、先週後半には一時1.08を割り込む動きを見せました。しかし、先週末の米2月PMIの悪化辺りから底打ち感が出て、1.08台を回復。その後は1.08台前半から半ばで方向感を無くしています。

新型コロナウイルスの感染拡大がイタリア、中東に拡大したことで東京の祝日明けは米欧の株価が大幅に下落してのオープン。米長期金利もほぼ一方向で低下を続けています。ユーロドルはイタリアの北部地域での感染拡大が止まらず、国境封鎖も選択肢として検討を始める事態となっており、これ自体はユーロ売り材料ですが、米10年物国債利回りが一時1.35%を割り込む動きとなり、強いドル売り材料となっていることもあり、結果迷走気味です。

テクニカルにはユーロドルは長期下降トレンドのサポートラインを前に反発した形。すでに1.0833の転換線に絡む動きとなっており、先週までのユーロ先安観はいったん後退しています。ただ、本日も欧州株がほぼ全面安であるのに対し、米株は先物が下げ止まりの兆しを見せており、米欧の景況感格差に加え、感染の広がり度合いにも両地域に差が広がる事態になると、再度ユーロ売りが加速する可能性もあり注意が必要です。

ユーロドル 1.08台半ばで方向感失う

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る