ユーロドル 米長期金利低下に堅調推移(1/30夕)

30日の東京市場でユーロドルは底堅く推移。

ユーロドル 米長期金利低下に堅調推移(1/30夕)

ユーロドル 米長期金利低下に堅調推移

30日の東京市場でユーロドルは底堅く推移。米長期金利が低下、10年物米国債金利が1.60%を割り込んだことから、ユーロドルは朝方から1.10台に乗せて取引されました。その後一旦は方向感を無くしたものの、夕刻欧州勢参入後はやや上値を広げ、東京時間19:00現在は1.1020レベルでの取引です。

未明に公表されたFOMCの結果は予想通り政策変更等はなくフォワードガイダンスにも変更はありませんでした。しかし、パウエル議長が記者会見で 「新型ウイルスの感染拡大は深刻な問題であり今後の成り行きを注視する」と述べ新型肺炎感染拡大への不安感をにじませたこと、また、「2%を下回るインフレに満足していない」との発言が想定よりハト派と受け止められたことから、米長期金利が低下。ユーロドルは会見後1.1021まで急上昇し、その後いったん1.10近辺まで戻しましたが、欧州時間に再度昨晩高値1.1021に並んでいます。

テクニカルにはユーロドルは昨晩一時1.0992まで下値を拡大、11/29安値1.0981まで10pips強に迫り、チャート形状は引き続きユーロ安を示唆しています。
本日一旦反発するも、ユーロの地合いは引き続き弱く、早晩1.0981を試す動きとなる公算は未だ強いものと思われます。

序盤の欧州株価指数先物はアジア株の軟調を受けほぼ全面安。
今晩この後は21:00に英中銀金融政策の発表、22:00独1月消費者物価指数速報値、22:30に米10-12月GDP、個人消費、および新規失業保険申請数の発表があります。

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ユーロドル日足

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