ユーロドル欧州時間に下値拡大 昨年11/29安値に接近
29日の東京市場でユーロドルは軟調推移。昨晩は米経済指標の好調等を背景に一時節目と見られていた1.1000を割り込みましたが、1.10割れでの買い意欲も強く、朝方は1.1028まで反発する場面もありました。しかし日中は徐々に値を下げる展開となり、夕刻欧州勢参入後に再び1.10割れを示現。一時1.0995まで下値を広げ、東京時間19:30現在は1.1000近辺で取引されています。
市場では明日未明のFOMCの結果公表を控えて、基調は様子見ながら、昨晩節目と見られた(訂正×1.1100→)〇1.1000を一旦割り込んだユーロドルに関しては、本日の上昇分を糧とした再度の下値試しが出ている模様です。
テクニカルにはユーロドルはターゲットレベル(訂正×1.1100→)〇1.1000を順調にクリアして、いよいよ直近安値の1.0981を射程に入れています。この水準を下抜けるとその前の安値昨年10/1の1.0879をベースとしたフィボナッチ76.4%の1.0964やヘッドアンドショルダーのターゲット値1.0911等が視野に入ってきます。
序盤の欧州株価指数先物は新型肺炎懸念によるリスクオフの一服感が継続してほぼ全面高。FOMCの結果公表は明日未明4:00、パウエル議長の記者会見は4:30からの予定です。
ユーロドル日足
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