NZ 12月貿易収支予想(20/1/29)

日本時間2020年1月30日朝6時45分発表予定です。

NZ 12月貿易収支予想(20/1/29)

NZ 12月貿易収支

明朝の木曜日(30日)にNZの12月貿易収支が発表されます。

NZ 12月貿易収支

(今回発表予想1月29日13時00分現在)


NZの貿易収支は季節要因(主な要因はキーウィ―輸出)として、例年3〜5月に黒字のピークとなり、7〜10月にかけて赤字拡大傾向となっています。
12月は例年ゼロに近い数値(下図〇印)になっており、今回の予想も+1.0億NZドルですので、例年通りになっています。11月もほぼ予想通りの結果でしたので、エコノミスト予想のレンジ内に収まると思われ、従いマイナスの結果もあり得そうです。

尚、GDPベースでの四半期の月平均比較では2018年4Qは▼7.67億NZドル、1Qは▼0.68億NZドル、2Qは+2.88億NZドル、3Qは▼12.31億NZドルになっており、4Qは今回予想数値を加味すると▼5.55億NZドルですので、GDPに対して前年比・前期比共にプラス要因になります。

(○印は各年12月、縦の黒い線より右側は今回予想値、赤い線は収支ゼロ)


NZ 12月貿易収支 2枚目の画像

12月貿易収支の内訳予想は輸出56.0億NZドル(レンジ52.0〜58.0億NZドル、11月は52.3億NZドル)、輸入54.0億NZドル(レンジ53.3〜57.0億NZドル、11月は59.8億NZドル)となっています。11月と比較して、輸出拡大、輸入減少予想になっています。

NZドル米ドル相場は月曜日のシカゴポジション214内で、目先はNZドルが弱いとしましたが、10月中旬起点のサポート0.6550米ドルも割ってしまいました。現在は10月初旬起点のサポート0.6470米ドルをトライする流れにいます。この手前の0.6500米ドルにも軽いサポートあるので、貿易収支が悪いと下値トライの材料視されそうです。

上値は0.6560米ドル以上に戻って終わることが必要で、これをクリアできれば、現在の目先のNZドル下落リスクが少なくなります。
(1月29日15:00、1NZドル=0.6536米ドル)

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