トルコリラ円ショートコメント
まず先週の振り返りですが、「36.35レベルをサポートに、37.15レベルをレジスタンスとする流れ」と予想を立て、実際のレンジは安値が36.31レベル、高値が37.60レベルとなり、大きくトルコリラ高に振れる展開となりました。
24日(火)の上限金利引き下げと副首相再任が思いのほか好材料視され、これまでの悪材料があく抜けしたといった動きと言えそうです。
トルコリラ円も今週は日足チャートを見てみましょう。
トルコ円日足
ランド円とはかなり形状が異なりますが、先週の高値37.60は4月28日高値(39.57)と5月4日安値(35.75)との半値にあたる37.66とほぼ一致し、かつ同水準は5月3日にした抜けするまで何度も試した強いサポートライン(ピンクのライン)と一致していることがわかります。
現在はドル円の円安の動きも手伝ってトルコリラは強含みの展開となっていますが、先週のトルコリラ要因で上昇した高値を抜けるには至っていません。引き続き同水準は強いレジスタンスとしてワークしやすいと考えています。
今週は、先週のトルコリラ円のレンジの上半分を中心とした展開を考え、37.00レベルをサポートに、737.60レベルをレジスタンスとする流れを見ておこうと思います。
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