トルコの5月のCPI予想を下回る(2016年6月3日)

本日発表となったトルコの5月の消費者物価指数は前年比で6.58%

トルコの5月のCPI予想を下回る(2016年6月3日)

トルコの5月のCPI予想を下回る

本日発表となったトルコの5月の消費者物価指数は前年比で6.58%と前月比(6.57%)ほぼ変わらずで、事前予想(6.70%)を下回りました。また、CPIコア指数も8.77%と予想(9.10%)、前月(9.41%)の双方を下回っています。
尚、一方で同時に発表となった生産者物価指数は前年比で3.25%と事前予想2.57%を大幅に上回りました。

結果を受けトルコリラはいったんは対ドルで2.947まで買われたものの買いは続かず、2.95レベルまで売り戻されています。いずれにせよ大きな動きとはなっていません。

消費者物価は高騰する食料品の上昇分を他のほぼ全品目の価格低下が吸収した形となっています。
トルコは権限を強化しつつあるエルドアン大統領およびその側近から景気浮揚のための利下げ要求圧力が強く、今回のCPIの予想外の低水準を受け、6月21日に予定されている政策決定会合でも中銀の貸出金利の再引き下げ等のアクションが予想されます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る