オーストラリアの10月住宅建設許可件数の予想(19/11/29)

日本時間2019年12月2日朝9時30分に発表を予定しています。

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オーストラリアの10月住宅建設許可件数の予想(19/11/29)

オーストラリアの10月住宅建設許可件数の予想

オーストラリアの10月住宅建設許可件数の予想

(今回発表予想)11月29日12時00分現在
豪州の9月住宅建設許可件数は予想(0.0%)を大きく上回る+7.6%でした。今回は前月の反動と思われる前月比▼1.0%の予想です。これまで住宅市場はあまり良くありませんでしたが、中銀議事要旨では、2回連続で一部住宅の改善傾向が見えると分析しています。その結果が9月と言えそうです。

オーストラリアの10月住宅建設許可件数の予想 2枚目の画像

2019年9月現在までの推移と3ヶ月移動平均、及び2019年10月予想値を加味
(前月比ベース:緑はゼロ、黒い線より右側は10月予想、○印は各年10月)

9月の好結果で移動平均線が水面上になってきました。
発表の翌火曜日には年内最後の豪州中銀の金融政策発表が予定されていますので、中銀の裏付けとなる数値になるのか。そしてGDPの足を引っ張ってきた住宅部門が変わってくれば、後は賃金の伸びが焦点になります。その意味で10月以降の流れが重要になりそうです。

オーストラリアの10月住宅建設許可件数の予想 3枚目の画像

(2019年9月までで、10月予想値は黒い線の右側)

またチャートは前年比ベースとなっています。昨年11月の▼33.9%からは改善傾向を維持しています。9月から▼20%未満になってきたので、この傾向が続くのか注目されます。

豪ドル対米ドルの相場は、シカゴポジション206内で目先豪ドルが弱い流れで、サポートは0.6760〜70、0.6720〜30、0.6680米ドルの順にあるとしましたが、今週のレンジは今現在でも0.6759〜99米ドルで、ほぼ1週間で40ピップス程度しか動いていません。来週以降このサポートをクリアしていく動きに入れるのか注目します。
上値は0.6810米ドルに目先の抵抗線があり、ここを越えて終わらない限り、豪ドル弱含み推移が続きます。
(11月29日13:30、1豪ドル=0.6775米ドル) 

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