ランド円ショートコメント
まず先週の振り返りですが、「6.85レベルをサポートに、7.25レベルをレジスタンスとする流れ」と予想を立て、実際のレンジは安値が6.88レベル、高値が7.08レベルとなり、かなり狭い値動きで上値の重たい展開となりました。
先週のランド円日足チャートで示したいわゆるコンティニュエイションパターン(調整局面を経て、現在は再び下げに向かうチャートにある)がテクニカルに上値を抑えやすい状況にあったことも上値を重くした一因と言えるでしょう。
ランド円も今週はドルランドの日足チャートを見てみましょう。
ランド円日足
大きな流れとしては非常に似通った形状のチャートとなっていて、1月のランド急落の動きと、5月に入ってからのランド安の動きがトルコリラほど大きくはないという点が違う程度です。先週の高値は1月高値の17.8187と4月安値14.1176との半値戻し15.9681とほぼ一致する15.9820となっていて、次のランド安のターゲットとしては61.8%戻しに当たる16.4049となります。これはほぼ、2月高値16.4395とほぼ一致しています。
今週は、ランド円もほぼ先週と同じレンジを想定、6.85レベルをサポートに、7.10レベルをレジスタンスとする流れを見ておこうと思います。
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