WTI(NY原油)テクニカル(19/11/22)

今回は久しぶりにWTI(NY原油)をテクニカルな観点から見てみましょう。

キーワード:

WTI(NY原油)テクニカル(19/11/22)

WTI(NY原油)テクニカル

主要通貨の動きは冴えず、このままドル円もユーロドルも変動相場制移行後の最低レンジを大幅に更新して2019年が終わる気配が濃厚になってきました。いっぽうで株式やコモディティなど他市場はそれなりに動きがあり、まだ面白いと言えます。

今回は久しぶりにWTI(NY原油)をテクニカルな観点から見てみましょう。
週足チャートをご覧ください。

WTI(NY原油)テクニカル

昨年第4四半期は大きな下げ、今年の第1四半期はそれに対する戻しという動きの後はWTIも比較的穏やかな動きとなり、ほぼ56ドル水準を中心としたもみあいが続いています。しかし、ラインマーカーで示したように6月以降トリプルボトムを付け、直近では青いラインで示した上昇ウェッジの中で買い戻しが続いています。

ここからの動きですが、直近高値と安値の61.8%戻しが58.65とほぼ今週の高値と一致していることがわかり、いったん達成感が出やすい水準です。おそらく、いったん調整の下げ(といっても上昇ウェッジのサポートラインあたりまで)を挟み、そこから次のターゲットとして60ドルの大台を試しにいくという展開が考えられます。

ちょうど78.6%(61.8%の平方根)戻しが60.73となっていて、60ドルの大台と重なっている点も、あと少しの上昇につながりやすいと言えるでしょう。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る