ドル円小動き 日経平均自律反発にも反応薄(11/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は新規材料難で方向感なく推移しました。

ドル円小動き 日経平均自律反発にも反応薄(11/22午前)

ドル円小動き 日経平均自律反発にも反応薄

22日午前の東京市場でドル円は新規材料難で方向感なく推移しました。
米中交渉に関する情報が錯そうする中で、為替は反応しづらくなっており、昨晩の海外市場でもドル円は108円台半ばから後半で動意無し。本日午前も108.57-71と値動きは15銭弱と限られ東京時間正午現在は108.60-65レベルでの取引です。
3日続落した日経平均株価は本日午前自律反発的に切り返し、午前の終値は141円高で終了していますがドル円の反応は限定的でした。

午前中発表された本邦10月の消費者物価指数は前年比+0.2%と前月並み。事前予想の+0.3%を下回りましたが、除く生鮮食品、エネルギーベースでは+0.7%と前月(+0.5%)、事前予想(+0.6%)のいずれをも上回る結果となりました。ただ、消費税引き上げの影響も含まれていることから、幼児教育の一部無償化等、軽減税率での相殺を考慮しても物価の伸びは低くとどまっている印象です。

テクニカルにはドル円は、ここ数日21日線に頭を抑えられた形となっていますが、9月以降の上昇トレンドを離れ108.00-109.50のレンジ相場ないしは108円を底辺とする三角持ち合いに入った印象です。本日午後もあまり動く気配はありませんが、リスクはやや下方向、21日線、転換線の108.76を超えて三角持ち合いの形状を解消するかがわずかに注目されます。

ドル円小動き 日経平均自律反発にも反応薄

ドル円日足

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