ユーロドル膠着 東京値幅は8pipsのみ
21日の東京市場でユーロドルは無風状態、取引レンジは1.1071-79とほぼ動きなしでした。夕刻欧州勢参入後はやや上値を広げていますが、それでも1.1089止まり。東京時間18:30現在は1.1085レベルでの取引です。
英国の総選挙も情勢に大きな動きはなく、米中貿易問題も一進一退。一言で言えば材料難です。
今晩は前回のECB議事要旨の公表がありますが、その前の理事会でやや強引に金利引き下げを行った後、政策変更を行わず穏やかにドラギ総裁が任期満了を迎えた回であり、あまり驚くような内容は想像できません。むしろ明日夕方のラガルド新総裁の講演のほうが注目を集めそうです。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の米長期金利低下によるドル安で一目均衡表の「雲」から再浮上。基準線、21日線、90日線等が1.1072-84に密集するエリアをまたいでの横ばいとなっており、上下どちらにも動き得る位置でこれもあまり参考になりません。今晩も1.10台のレンジ相場継続が濃厚です。
序盤の欧州株価指数先物は香港株をはじめとするアジア株の軟調を受けほぼ全面安。今晩この後ECB理事会議事要旨公表は21:30から、22:30には米新規失業保険申請件数およびフィラデルフィア連銀製造業景況指数24:00にユーロ圏11月消費者信頼感指数、米10月景気先行指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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