ユーロドル雇用統計発表前で小動き。(11/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは1.1150ばさみの小動き。

ユーロドル雇用統計発表前で小動き。(11/1夕)

ユーロドル雇用統計発表前で小動き

1日の東京市場でユーロドルは1.1150ばさみの小動き。雇用統計前とあって終始様子見気分が強く、取引レンジは1.1149-67と20pips足らずでした。欧州勢参入後も動意に乏しく、東京時間18:00現在は1.1160レベルで取引されています。

昨晩欧州時間には、FOMCの利下げを欧州勢が消化する間ユーロドルは上昇。
一時1.1176と10/21高値に迫りましたが、その後失速し、1.11台半ばで方向感をなくしています。
テクニカルにはユーロドルは上値追いが一旦収まり、1.1197の200日線と1.11近辺の90日線や一目均衡表の「雲」の上限に挟まれた比較的居心地のいいポジション取りです。

今晩21:30に発表される米10月の雇用統計は、対象期間中GMのストライキのあった影響で、失業率には反映されないものの、非農業部門雇用者数にはストライキ中の一時帰休4.5-5万人の下押し作用がある見込み。ストは解消済みのため、その分を加えて結果を考える必要があります。事前予想は8.5万人、5万人を加えるとほぼ前月並みの13.5万人となります。いずれにせよ通常よりやや低めの数字ですが、前回の失業率が3.5%と、「完全雇用」に近づきつつある現在の米国では雇用者数の変化自体の意味合いが以前より薄れているとの指摘もあり、為替相場への影響は限定的と思われます。

ただ、今晩は雇用統計の後も22:45に製造業PMI、23:00にISM製造業指数と
重要指標が並ぶため、特に最近の米指標の悪化傾向を助長するような内容の場合には注意が必要です。
序盤の欧州株価指数先物は、本日午前中予想外に改善した中国の製造業PMIを受けてほぼ全面高の様相です。

ユーロドル雇用統計発表前で小動き

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

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