トルコリラ円ショートコメント(19/9/30)

3週連続で高値となっている19.11レベルを上抜けたら、テクニカルにはかなり強い動きを考えざるを得ないでしょう。

トルコリラ円ショートコメント(19/9/30)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、下方向への短期方向転換を考え「18.50レベルをサポートに19.05レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、安値が18.71レベル、高値が19.11レベルと依然として上昇トレンドの中での推移を続ける強さを見せました。

先週のトルコリラ円は、大きな材料は無かったとはいえ、国連総会に出席していたエルドアン大統領とトランプ大統領の会談は実施されなかったようですが、逆に悪材料が出なかったことで積極的な売りにもつながらなかったというところだと思われます。

今週ですが、経済指標関連では月曜に貿易収支の発表、そして火曜に製造業PMI、木曜にはCPIと注目度の高い指標が連日発表されます。特に今後の金融政策を占う意味でもCPIに注目されますが、予想はなんと9.8%と一桁予想となっています。今後の一段の金融緩和へのきっかけとなる可能性があります。

また政治面では月曜に国家安全保障会議があり、ここではシリア問題が話されると考えられます。安全地帯については米国との関係もありますので、念の為注意しておきたい材料です。


テクニカルにはどうでしょうか。いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

4時間足(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)

これだけ底堅いと、短期とはいえ下降トレンドへの転換から宗旨替えして上昇トレンド継続を考えざるを得ませんし、3週連続で高値となっている19.11レベルを上抜けたら、テクニカルにはかなり強い動きを考えざるを得ないでしょう。

今週はテクニカルに上昇継続、高値追いの動きを考え、18.75レベルをサポートに19.25レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る