ユーロドル軟調 英議会本日再開を前に警戒感(9/25夕)

25日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル軟調 英議会本日再開を前に警戒感(9/25夕)

ユーロドル軟調 英議会本日再開を前に警戒感

25日の東京市場でユーロドルは軟調推移。最高裁の違憲判断で休会を無効とされた英議会が本日再開されます。昨日最高裁の決定後は合意なき離脱阻止に近づいたとされ買い上げられた英ポンドでしたが、本日は逆に政局の不透明感が増したとして売り戻されほぼ前日並みの水準に下落。ユーロドルもほぼそれに沿った動きとなっています。
国連総会に出席していたジョンソン首相は急遽帰国、本日再開される議会に出席します。政権への打撃は深刻でジョンソン首相は民主主義を奪おうとしたものとして批判の矢面に立たされるのは確実ですが、そこから先のシナリオがよく見えてきません。労働党のコービン党首はジョンソン首相の辞任を要求。一方仮に議会が再開されても、ジョンソンン首相が10/31にEUから合意なき離脱を行うことを阻止できるのかも判然としません。

ユーロドルは昨晩米国の経済指標の悪化や、トランプ大統領の中国批判など米国の悪材料にも助けられ昨晩は1.1024まで一時上昇しましたが本日1.1027レベルの21日移動平均線には到達せずに反落しており、短期中期の下落トレンドに大きな変化はありません。

序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面安。今晩この後は23:00に8月の米新築住宅販売の発表があります。

ユーロドル軟調 英議会本日再開を前に警戒感

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