ユーロドル米長期金利反発で下落 年初来安値をうかがう動き(8/30夕)

30日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル米長期金利反発で下落 年初来安値をうかがう動き(8/30夕)

ユーロドル米長期金利反発で下落 年初来安値をうかがう動き

30日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方の1.1060レベルから徐々に値を下げ、夕刻欧州勢参入後に下げが加速、一時1.1033と8/1の年初来安値1.1027に接近するところまで値を下げた後、東京時間18:30現在は1.1040-45レベルでの取引です。

昨晩海外市場では次期ECB総裁のラガルドIMF専務理事が「ECBの政策金利は下限に達していない」と発言したことからユーロ売りが強まり、ユーロドルは1.10台半ばに下落しました。その後ECB理事会のメンバーであるオランダ中銀のクノット総裁の、現時点で量的緩和再開の必要がないとの発言に1.1093レベルに急上昇する局面もありましたが、米中関係の先行き懸念が幾分和らいだことからリスクオンの流れとなり、米長期金利が1.5%台を回復、ユーロドルも1.1042まで下値を広げる場面もありました。

ユーロドルは再び下落トレンドをたどる動き。年初来安値1.1027は既に射程内であり、ここを下抜けた場合には、足掛かりとなるテクニカルポイントがあまり見当たらず、節目の1.1000を割り込んだ場合には値幅が飛ぶ可能性があることには留意が必要です。一方上方向は、転換線が1.1098、21日移動平均線が1.1127とこちらも現水準からは比較的余裕がある配置となっています。

序盤の欧州株価指数先物は米アジアの株価堅調と、ユーロ安を好感してほぼ全面安の様相。今晩この後は21:30に米個人所得と個人支出、23:00にミシガン大消費者信頼感指数の発表があります。

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ユーロドル日足

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