3. N$シカゴポジション(19年6月25日現在）

N$シカゴポジション(19年6月25日現在）

シカゴのNZドルポジションは、ネットショートを400枚減らしただけに留まりました。

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N$シカゴポジション(19年6月25日現在）

シカゴポジション（CME）185

シカゴポジション（CME）185

主要通貨ポジション（単位：枚）(2019年6月25日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴのNZドルポジションは、ネットショートを400枚減らしただけに留まりました。しかしながら、豪ドル同様にロングは1,900枚減、ショートは2,300枚減で、総枚数を4,200枚減らしています。

チャートを見ると、大きく下抜けていた赤いNZドル安トレンドラインの下限に近付く動きになっています。明日の終値で0.6710米ドル以上になると、トレンドライン内への回帰になりそうです。シカゴはまだショートを積み増す余地を残していますが、現状の2万4000枚のショートでもかなり大きいので、赤いトレンドライン内への回帰の可能性は残っています。

実際のNZドル米ドル相場は、先週3月21日高値からの抵抗線が0.6630米ドルにあるとしましたが、既にここは先週に上抜け、その際にはNZドル一段高としましたが、途中にあった0.6680〜90米ドルの抵抗線をも越えており、今日は0.6730米ドルの抵抗線に一度止められています。もしここを越え勢いでれば0.6780〜90米ドルの抵抗線が見えてきます。
下値は0.6640〜50米ドルにあるサポートが重要で、ここを切ると今回のNZドル上げは小休止になります。この場合は0.6590〜0.66米ドルが次のサポートになります。
（1NZドル＝0.6699米ドル、7月1日14：25現在）

シカゴポジション（CME）185 2枚目の画像

シカゴNZドルポジションと締日終値のチャート

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ（青）はネットポジション（左目盛）、折れ線（オレンジ）は締日のNY終値（右目盛）になっています。

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