3. ユーロドル　中期膠着レンジを下抜け1年10ヵ月ぶり安値(4/25夕)

ユーロドル　中期膠着レンジを下抜け1年10ヵ月ぶり安値(4/25夕)

25日の東京市場でユーロドルは安値圏での横這い推移。

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ユーロドル　中期膠着レンジを下抜け1年10ヵ月ぶり安値(4/25夕)

ユーロドル　中期膠着レンジを下抜け1年10ヵ月ぶり安値

25日の東京市場でユーロドルは安値圏での横這い推移。
イースター休暇明けの海外勢の間では米国と他地域との景況感格差に焦点が当たりやすくなっており、昨日の海外市場ではドイツのIFO景況感指数の不冴えやカナダ中銀のステートメントからの利上げ文言削除などを材料に、じわじわとドルが主要通貨に対して買われる展開となりました。

ユーロドルも海外時間中盤頃から下げ足を速め、深夜過ぎに節目と見られていた1.1185-1.1177レベルを下抜けるとストップロスを巻き込んで下げ足を速め、一時1.1141と2017年6月下旬以来となる安値をつけました。
その後も戻りは鈍く、本日東京時間の取引レンジは1.1145-62と安値圏で横這い推移しましたが、欧州勢参入後再び売り圧力が強まり、年初来安値を更新、安値1.1129を付け東京時間19:00現在は1.1130-35レベルでの取引です。

テクニカル的にはユーロドルは中期膠着レンジを底割れし、この下にはテクニカルポイントらしいテクニカルポイントも見当たりませんが、今年１月以降をユーロドルの下落トレンドととらえた場合には、トレンドラインの下限が1.1090付近にあり、一旦サポートにはなりそうです。一方上値は昨日までの年初来安値で膠着レンジの下限であった1.1177から1.1200にかけてが既に重く、1.1250までの回復は遠くなった印象です。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの動き。今晩この後21:30に米新規失業保険申請件数、3月耐久財受注の発表があります。

ユーロドル　中期膠着レンジを下抜け1年10ヵ月ぶり安値

ユーロドル日足

ユーロドル　中期膠着レンジを下抜け1年10ヵ月ぶり安値 2枚目の画像

ユーロドル日足２

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