ドル円小動き株小幅安(2016年4月27日)

本日の東京市場は開催中のFOMCおよび日銀政策決定会合の結果発表を控え様子見気分の強い相場状況となりました。

ドル円小動き株小幅安(2016年4月27日)

ドル円小動き株小幅安

本日の東京市場は開催中のFOMCおよび日銀政策決定会合の結果発表を控え様子見気分の強い相場状況となりました。
ドル円は111円台前半での小幅な値動きに終始、日経平均株価は終値で62円の小幅安ながら三日続落となりました。アップルの1-3月の決算でのIPHONEの売上が初の前年同期比割れしたことから。関連銘柄などが売られたことも響いたようです。
ただ市場全体としては原油先物が米在庫の減少から高止まりしていることもあり、リスクオフの動きにはなっていません。あくまで様子見といえる動きです。

静かな市場の中で動きが目立ったのはオーストラリアドルの動きです。1-3月の消費者物価指数の予想外の鈍化を受けて急落し、一旦は下げ止まったかのように見えましたが東京終了後も下値探りの状況が続いています。市場では5月3日の豪州中銀の金融政策決定会合での利下げ予想が急速に強まってきました。

本邦指標は2月全産業活動指数-1.2%(予想-1.3%)中小企業景況判断47.8(予想48.5)
などでしたが、イベントの谷間でインパクトなし。
海外時間は英国1QGDP速報、米MBA住宅ローン申請件数等の指標がありますが、なんといっても日本時間午前3:00のFOMC結果発表および声明文の内容に注目が集まります。政策金利自体の変更は予想されていませんが、当初年四回とされていた利上げが、今後二回あると予想しうるような表現が含まれるか否かに注目が集まります。利上げ期待が後退する中でタカ派的な表現が見られればドル買いとなるでしょうか。

序盤の欧州株式市場はおおむね堅調推移。

明朝は6:00にニュージーランド中銀の政策金利発表も控えており、こちらは注目度は小さいながら0.25%の利下げの有無の予想が拮抗しており、ニュージーランドドルの動きが起こりやすい状況となっています。そして明日午後の日銀政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見へと慌しくイベントが続きます。

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