円111円台後半
日銀政策決定会合を控えた東京市場で円相場は111円台後半の円安値圏で推移、一時111.88をつけています。
今朝発表の本邦三月の消費者物価指数は全体で前年比-0.1%、コア部分も-0.3%と軒並み予想を下回っており、特にコア部分は2013年4月以来の低下となっています。一方で小売売上高前月比1.4%(予想0.5%)、鉱工業生産 前月比3.6%(予想2.8%)等は改善されており、まちまちです。
本日の日銀政策決定会合での追加緩和の折込度合いは6-7割と見られていますが、市場にはいまだ懐疑的な見方もあり、追加緩和がなかった場合には円高株安方向に大きくふれることが避けられない状況です。
注目点としては
@ 追加緩和の有無
A マイナス金利拡大の有無
B 話題となった貸出金利へのマイナス金利適用の有無
C 量的緩和の規模
あたりでしょうか。
総裁会見は午後三時半が予定されています。
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