ランド円ショートコメント(19/2/4)

先週のランドは専門家が大統領に対してエスコムの分割を提案したとのニュースから始まり、週半ばはFOMCによる米国の引き締め停止思惑と、

ランド円ショートコメント(19/2/4)

ランド円ショートコメント

先週の振り返りですが、先週もテクニカルな観点から「7.90レベルをサポートに、8.10レベルをレジスタンスと8.00円の大台を挟んで推移する週」を考えました。実際のレンジは安値が7.96レベル、高値が8.23レベルと予想よりも強く上下とも10銭ほど高い水準での取引となりました。

先週のランドは、専門家が大統領に対してエスコムの分割を提案したとのニュースから始まり、週半ばにはFOMCによる米国の引き締め停止思惑と、週前半は南ア国内の材料によるランド買い、後半は米金利と南ア金利との金利差拡大停止思惑によるランド買いといったものが主要因となりました。また今週は中国が旧正月一週間休場となりますので、懸念は残るものの中国関連のニュースは出てこないといったあたりも安心感につながったかと思われます。

今週のランドは、エスコムの分割案の提示以外は目立ったものがありませんが、こちらは先週同様出てくるまでは好材料として扱われやすいニュースと思われます。こちらは発表待ちですし、それ以外は目立った材料に欠けるため、今週もチャートから見てみます。いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

過去3週間の平行上昇チャンネルを示してありますが、かなり上限に近い水準となっていて、ここを抜けてくるようだと水平線で示した12月高値8.36を視野に入れる展開となってきそうです。また8円の大台はしっかりと底固めする動きとなってきましたので、今週も上昇傾向継続を考えつつ先週から更に少し上方向にシフトさせて、8.05レベルをサポートに、8.35レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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