ユーロドル底値から反発1.13台前半(1/25夕)

25日の東京市場でユーロドルは前日海外市場でつけた1.13割れの安値からやや戻し、1.13台前半での取引に終始。

ユーロドル底値から反発1.13台前半(1/25夕)

ユーロドル底値から反発1.13台前半

25日の東京市場でユーロドルは前日海外市場でつけた1.13割れの安値からやや戻し、1.13台前半での取引に終始。東京時間18:00現在は1.1330近辺での取引です。
昨晩注目されたECB理事会後の記者会見で、ドラギ総裁は経済の成長見通しにつき「地政学的要因と保護主義の脅威、新興市場の脆弱性および金融市場の不安定性に関連する不確実性の持続によりリスクはマイナスに転じた」と表現しました。
総裁の予想以上の明確なリスクの下方修正表現に、ユーロドルは1.13台を乱高下した後、一時1.1290まで下落。12月中旬以来の安値をつけました。
ただ、その後は英メイ首相の離脱合意案を北アイルランドの民主統一党が条件付きで支持する意向と英紙が報道したことなどからやや戻し、東京時間には1.13台前半を回復しています。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の下落で11月以降の緩やかな下値切り上げのトレンドラインを下抜けましたが、本日夕刻発表されたドイツの1月IFO企業景況感指数の予想外の悪化にも反応薄で下値を追う動きとはなっておらず、一服感が出ています。

本日公表される予定だった米耐久財受注、新築住宅販売等の経済指標は政府機関一部閉鎖の影響で公表延期となっており、今晩この後大きな経済イベント等は予定されていません。

ユーロドル底値から反発1.13台前半

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