ユーロ反発伊政府が財政赤字目標変更検討(11/26夕)

26日の東京市場でユーロドルは下押し後反発。

ユーロ反発伊政府が財政赤字目標変更検討(11/26夕)

ユーロ反発 伊政府が財政赤字目標変更検討

26日の東京市場でユーロドルは下押し後反発。午前中にはユーロがじり安推移し、一時前週末の海外市場の安値をわずかに下回る1.1327をつけました。しかしその後は切り返し、夕刻イタリア政府が2019年の財政赤字目標変更の可能性を検討しているとの報道でユーロ買いが加速、東京時間18:00現在は1.1370-75レベルで取引されています。

東京祝日の23日には、感謝祭の週末で海外も市場が薄い中、フランス、ドイツ、ユーロ圏の11月製造業指数が軒並み事前予想を下回ったことからユーロ売りが強まり、1.13台前半に下落。英国、イタリア等欧州情勢の先行き不透明感もあって終盤までユーロは低迷し、1.1337で越週しました。

EUは25日に開催した臨時首脳会議で英国のEU離脱案に合意、これを受けてメイ首相は12/12にも離脱案の議会承認を求める見込みとの報道が流れていますが、承認は困難とする見方も出ており、未だ予断を許さない状況です。

ユーロドルは連日下降トレンドの上限ラインに絡む動きが続いています。
現在のレベルは21日移動平均1.1365や転換線1.1367とも近く、方向感は出にくい水準ながら、潜在的にはユーロ売り材料も抱え、ユーロ下落局面終了とは言いにくい状況です。

夕刻発表されたドイツのIFO企業景況感指数は市場予想をやや下回る展開。今晩この後22:30に10月のシカゴ連銀全米活動指数、0:30にはダラス連銀製造業活動指数の発表が予定されています。
序盤の欧州株価指数先物はイタリア政府の財政赤字削減の動きを受けほぼ前面高の様相。

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