ドル円上昇 米株反発でリスク選好回復(11/27朝)

週明けの海外市場でドル円は113円台後半に上昇。

ドル円上昇 米株反発でリスク選好回復(11/27朝)

ドル円上昇 米株反発でリスク選好回復

週明けの海外市場でドル円は113円台後半に上昇。
昨晩は米年末商戦への期待にNYダウが高く寄り付いたことから、円に対する危険避難的な需要が後退しました。ダウは日中上下したものの終始プラス圏は維持、5営業日ぶりに上昇し354ドル高で終了しています。ドル円はほぼ一方向に上昇し、一時113.65の高値をつけた後、東京時間7:00現在は113.60近辺での取引です。株式市場への資金回帰の動きに米債が売られ、先週末に一時3.03%まで低下していた10年物国債利回りが3.07%まで戻したこともドル円をサポートしました。

感謝祭明けの米消費の好調が伝えられたことで、極度の悲観が後退した米株式市場ですが、今月幅広く出回った米景気先行き懸念が払拭されたわけではなく、今週このまま反発基調を維持できるか注目されます。

昨晩の上昇でドル円は113.24にあった21日移動平均線を上抜け、11/12高値114.21からの下落の半値戻し、61.8%戻しを相次いで達成しています。
ここから上方向にはテクニカルポイントらしいものは見当たらず、フィギュアの114.00や前述の114.21、年初来高値の114.55などがターゲット、一方下方向は21日移動平均線が本日113.30レベル、日足の一目均衡表の転換線が113.01、基準線112.79、雲の上限112.67と112円台後半からはサポートが厚めです。

ただ、このところ値動きが限られる中で、現時点でドル円に明確な方向性は感じられまん。
今週は28日のパウエル議長の講演、30日から開催されるG20での米中首脳会談等、週半ば以降の重要イベントで値動きが本格化するものと思われます。。

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