シカゴポジション(CME)153
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年11月6日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを4,000枚減らしてきました。内訳はロングが1,600枚弱、ショートは5,600枚弱で、総枚数では約7,000枚減少しました。まだショートポジションが大きいので、戻り高トライになると損切りの豪ドル買いに繋がり易くなっています。
チャートを見ると、終値ベースのチャートでは今年1月から続いた豪ドル安トレンドラインを上抜いて終わりました。まだ騙しの可能性もありますが、抵抗線をかなり上抜いているので、トレンドライン開始時のサポートレベルの0.78米ドル付近までの戻りがあってもおかしくない状況になっています。
その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドライン0.6940〜0.7230米ドルを先週ヒゲだけ抜きましたが、現在はそのサポートラインに沿って動いています。今日以降、再度この抵抗線内に潜り込み、0.7120〜30米ドルのサポートを切ると、今回の豪ドル上げは騙しになる可能性を残しています。しかしながら、終値ベースのチャートでは既に上抜けており、またNZドルは先に上抜きを確認していているので、豪ドルも追随する可能性は非常に高くなっています。
当面は0.7275米ドルを越えて終わることが肝要ですが、目先ダブルトップの0.7310〜20米ドルをこなせば、豪ドルは一段高になれると思われます。NZドルと比べて、シカゴが豪ドルショートを大きく買い戻しをしないのはこの流れに賭けている投資家がいると思われます。また、一度上抜けた訳ですので、この先はショートを増やす売り上がりより、押し目でポジションを減らす動きが多くなると思われます。
尚、下値は0.7190、0.7150、0.7120米ドルの順にサポートあります。
(1豪ドル=0.7225米ドル、11月12日13時50分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。
緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
オーダー/ポジション状況
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