オーストラリアの9月住宅ローン貸出の結果
本日、9月の住宅ローン貸出件数が公表され、結果は▼1.0%で、予想(▼1.0%)通りになりました。
また8月は当初の▼2.1%⇒▼2.2%とやや下方修正され、前月を加味すると▼1.1%となります。豪州の住宅関連指標は不冴えのままが続いています。
このチャートは豪州統計局作成したものです。
9月は一段と下がり、右目盛り数値は50,000件近くまで下がっています。
また、赤い線からの乖離幅は今月も更に下がっています。
個別明細は下記をご覧下さい。
9月は全体のマイナス幅は少なかったですが、項目では全てマイナスとなりました。
豪ドル/米ドルは発表前に0.7265〜70米ドルで推移していましたが、発表後に0.7245米ドルまで約20ピップス程度売られています。さすがに週末の持ち高調整売りが入っています。
しかしながら、これまでの抵抗線だった0.7210〜20米ドルサポート以下に潜りこまない限り、豪ドル高方向への戻り狙いになります。中期のトレンド自体は豪ドル安が変わっていないので、暫くはどこまで上値を戻せるかを確かめながら、売り場を探すスタンスになります。上値は0.7310米ドルを越えると大きな調整入りになりそうです。
(11月9日11:20、1豪ドル=0.7248米ドル)
オーダー/ポジション状況
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