ユーロドル上昇継続、下降レンジ上限付近(11/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは続伸。

ユーロドル上昇継続、下降レンジ上限付近(11/2夕)

ユーロドル上昇継続、下降レンジ上限付近

2日の東京市場でユーロドルは続伸。
昨日の海外市場では英金融機関の離脱後のEUへの市場アクセスに関して穏当な内容での合意がなされたとの報道があったことなど、ブレグジットの交渉合意への期待が高まりました。これを受けてポンドをはじめとする欧州通貨が大きく上げ、ユーロドルも1.14台前半を回復しました。本日東京時間序盤には一時1.14を割り込む場面もありましたが、その後は欧州時間にかけ1.14台を徐々に買い上がる形になり、東京時間19:00現在は1.1435-40レベルでの取引です。

本日アジア時間も株価は堅調に推移、日経平均は556円高、香港ハンセン指数は4.21%上昇して終了しています。この流れから序盤の欧州株も全面高となっています。本日は米雇用統計の発表を控えており週末要因もあるため、本日米市場が終了するまでは安心できないものの、株価のスパイラル的な下落リスクは大きく後退しています。
チャート上、昨日からのユーロの反発でユーロドルは9/24からの下降トレンドの上限(本日1.1457付近)に接近中、1.1465レベルにある21日移動平均線とも近い位置にあり、その上には一目均衡表の基準線も1.1477に控えているなど、水準的には一旦ユーロの上昇が一服しやすいレベルに近づいていると言えます。
ただ、雇用統計の数値が大幅に改善される等でユーロ買いが加速して上記のラインを上抜けた場合には、1.15の大台、日足一目均衡表の雲の下限1.1558を試す動きも一応要警戒。
一方、反落した場合には再度1.13を試す動きが想定されます。


本日米雇用統計の発表は21:30から、同時刻に9月の貿易収支の発表があります。また、その後23:00に9月製造業受注、耐久財受注の発表があります。

ユーロドル上昇継続、下降レンジ上限付近

ユーロドル日足

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