A$シカゴポジション(2018年10月15現在)

シカゴの豪ドルポジションは再びネットショートを積み上げてきました。加えて総枚数も増加しています。

A$シカゴポジション(2018年10月15現在)

A$シカゴポジション

A$シカゴポジション

主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年10月9日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル

シカゴの豪ドルポジションは再びネットショートを積み上げてきました。加えて総枚数も増加しています。前週と比べネットショートを1,600枚増、内訳はロングが5,100枚増、ショートも6,700枚増で、総枚数では11,800枚増です。ショートだけでも過去に見られない程の10万枚近くになっています。豪ドル一段安の相場予想を継続しています。

下のチャートを見ると、水色の豪ドル安トレンドラインの中央まで豪ドルは売られており、今年1月から一貫して下落しています。先週シカゴ締日翌日の10日にNY株大幅安でドル売りになりましたが、上記表を見ても全通貨でドルロング増やした後のドル全面安様相ですので、来週以降の相場展開は要注意になりそうです。

その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドライン0.6990〜0.7280米ドル(先週0.7010〜0.7300米ドル)は引き続き維持されています。
下値は日足ベースで4回も0.7040〜45で止められており、非常に強いサポートになり掛けています。上値も0.7120〜30の抵抗線を抜けきれずにいるので戻り高トライができませんが、米株が今週も大きく落ちるような展開になれば、さすがに豪ドルショートも一部手仕舞いしてくる可能性あります。

当面は0.7040〜0.7130米ドルレンジを見ておいて、上抜けたら0.7180〜90、0.7230〜30米ドル最後はレンジ上限までのトライになりそうです。一方で、0.7040米ドルを切ってくるとレンジ下限の0.6990米ドルまでのトライになります。シカゴのショート枚数が大きいので、ポジションを巻き戻し始めると、短期的な豪ドル安トレンドを変えるほどの勢いになりそうなので要注意です。
(1豪ドル=0.7112米ドル、10月15日15時30分現在)

A$シカゴポジション 2枚目の画像

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。
緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています

オーダー/ポジション状況

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