オーストラリアの8月住宅ローン貸出の結果
本日12日、8月の住宅ローン貸出件数が公表され、結果は▼2.1%で、予想(▼1.0%、レンジ▼3.0%〜+0.5%)を下回りました。
また7月は+0.4%⇒0.0%と下方修正され、前月を加味すると▼2.5%となりました。
引き続き豪州の住宅関連指標は不冴えのままです。
チャートは豪州統計局作成で、7月までは下落トレンドが緩やかでしたが、8月は再度下向きの傾斜が強まっています。また、赤い線は過去の高値圏を結んだものですが、乖離幅は更に大きくなっています。
個別明細は下記となっています。
7月はプラス項目が多かったですが、8月は新築住宅を除きマイナスになりました。
豪ドル/米ドルは発表前と発表後でほとんど動いていません。
本来なら豪ドル安材料になるところでしたが、今週水曜日からNY株大幅安、一部商品相場の回復などで、豪ドルは買い戻されています。
昨日14時半頃に相場は0.7070米ドル付近で推移していましたが、終値では0.71台を回復し、丁度0.7120〜30米ドルの抵抗線に絡んで推移しています。
この抵抗線を越えてくれると0.7160、0.7200〜10米ドルまでの上値余地ができます。逆に抜け切れないと0.7070、0.7030〜40米ドル方向へ逆戻りとなります。今日のNY株価次第になりそうです。
(10月12日11:22、1豪ドル=0.7118米ドル)
オーダー/ポジション状況
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