A$シカゴポジション
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを72,000枚強まで一段と積み上げています。約4,000枚のショートが増加していますが、内訳はロングが4,300枚減、ショートが300枚減で、総枚数では4,600減です。ロングの損切りが先週来続いているようです。
総枚数減少でリスクを減らしていますが、豪ドル一段安の相場予想に傾き過ぎているようです。シカゴポジションを見る限りでは、まだ豪ドルの底打ちとは見ていない様です。
下のチャートを見ると、シカゴ締日の25日に豪ドル安トレンドラインの上限まで戻っています。先週このラインを上抜いていましたが、25日締日に上限ラインまで戻されています。今回も0.72米ドル絡み抵抗線あり、現在のスポットが0.7210米ドル付近なので再度上抜きかけている形となっています。明日の10月2日締日にどうなっているのか注目したいと思います。
その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドライン0.7040〜0.7330米ドルは依然として維持されています。先週はシカゴ締日の翌26日に高値0.7315米ドルまで上昇したものの、抵抗線に当たり約100ピップス下落しています。
現在は0.7200米ドルにあるサポートで止まっていますが、下抜けると0.7160〜70、0.7130〜40、0.7090〜0.71米ドルの順にあるサポート狙いとなります。もし明日0.72未満で終われば、再度シカゴ締日に水色のトレンドライン内に収まります。上値は0.7230〜40、0.7270、0.7300米ドルに抵抗線あります。
豪ドルは弱いながらも、シカゴのショートポジションの積み上がりを勘案すると、下押し出来るような売りの可能性は少ない感じがします。
(1豪ドル=0.7211米ドル、10月1日15時30分現在)
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
オーダー/ポジション状況
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