戻り売り優先は不変(2016年4月11日)

ECBのマイナス金利拡大

戻り売り優先は不変(2016年4月11日)

4月11日のファンダメンタル分析

ユーロドルは、先週1週間を通して多少の振れはあったものの、1.13台前半と1.14台前半との狭い値幅でのもみあいに終始しました。目立った材料が無い中で、市場の関心が円に向かっていたということはありますが、ずっとレンジ内に閉じ込められている状態が続くとも思えず、そろそろ動きが出てきてもおかしくありません。

ユーロドル:4月11日のテクニカル分析

ドル円が長期的なターゲット(105円台)に向かう可能性が高いとするならば、同じドル売り方向ということでユーロドルは一段高となる可能性が高そうですが、動きが出るまでは手を出しにくい地合いです。本日は、1.1370レベルをサポートに、1.1430レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

ユーロ円は、依然ドル円の動きが大きく年初来安値安値122.11レベルを視野に入れる展開に変わりはありません。基本的にドル円が長期ターゲットとなる105円台を試す時に、ユーロ円は年初来安値を試しに行く流れとも考えられますが、ドルの動きとなってユーロドルが上がる可能性も考えると、短期的な動きはやや緩やかな下げ、もしくはもみあいとなりやすいでしょう。本日は、123.90レベルをレジスタンスに、123.00レベルをサポートとします。

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