催促継続か(2016年4月11日)

円独歩高の展開の

催促継続か(2016年4月11日)

ドル円:4月11日のファンダメンタル分析

金曜東京市場では前日安値から買い戻しが入り、株式市場が大幅高となったことから109.10レベルまで値を戻す展開となりました。直近までの円独歩高動きがスピードが速かったことに対する調整となりましたが、長期的なドル安・円高トレンドには変化は無く、既に110円の大台が遠く感じられることもあって、海外市場では再び円が買われる展開に。目立った材料もない中、NY市場ではじり安の展開を辿りNYダウが後場に入ってから水準を下げたことも重なって、東京朝方の安値圏に押しての週末クローズとなりました。ユーロドルは細かな上下を伴いながら、NY市場ではドル売り(ユーロ買い)の動きとなったものの、先週のもみあいの中での値動きに留まりました。

ドル円:4月11日のテクニカル分析

ドル円は、先週も書いた通り、長期的にはテクニカルなターゲットとして週足で形成されているトップフォーメーションのネックラインの高さから求められる105.25レベルがあります。そして、105円台前半は黒田バズーカ2(2014年10月)前の安値105.20レベルとも一致しているため、現在のターゲットとは105円台前半。多少の誤差を見込んでもいまだ達成感は出ていないと考えるべきでしょう。週明けも早朝には107円台に押す動きが見られ、戻り売りを考える参加者が徐々に増えてきそうです。本日は中国の経済指標、米国地区連銀総裁の講演といった材料はありますが、よほどのことが無い限り金曜高値圏を超える動きは考えにくく、108.70レベルをレジスタンスに、107.70レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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