A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年9月18現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはここ数年間なかった程のショートポジションを積み上げました。約23,700枚もショートが増加し、ネットショート68,000枚になりました。内訳はロングが22,000枚減、ショートは1,700枚増です。総枚数では20,300減ですので、大きくロングを減らしています。ほとんどが損切りに近いと思われます。前回コメント(145回)では総枚数が140,000枚越えでかなりの総枚数を抱えているので、どちらかのポジションを落とすと見ていましたが、ロングを先に切ってポジションを落としてきました。下図(1)を見ると、シカゴ締日の18日には水色の豪ドル安トレンドラインの上限付近で止められましたが、既に今日のスポットは0.7240〜50米ドルなので上抜いた形になっています。今日は丁度シカゴ締日なので、終値ベースでこのライン以下に収まるか注目したいと思います。
その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドライン0.7070〜0.7360米ドルは維持されています。レンジ内にあった最後のサポート0.7320米ドルに止められて、少し反落しています。従い、この相場の流れを見ると前回締日18日以降でショートもかなり手仕舞ってきたのではないかと思われます。目先のサポートは0.7200〜10米ドルにあり、もしここを切ってくれば、0.7150、0.7110米ドルをこなしながら、再度トレンドライン下限方向の流れに戻されます。逆に0.7310米ドル越えてくると、いよいよトレンドライン上限までの戻り高トライになります。その水準までくるとシカゴポジションのショートは正念場になりそうです。(1豪ドル=0.7240米ドル、9月25日14時00分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
オーダー/ポジション状況
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