N$シカゴポジション(2018年9月18現在)

NZドルのポジションも豪ドル同様に、ネットショートのポジションを大きく増やしています。

N$シカゴポジション(2018年9月18現在)

N$シカゴポジション

N$シカゴポジション

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):NZドル/米ドル=100,000NZドル

NZドルのポジションも豪ドル同様に、ネットショートのポジションを大きく増やしています。ネットで9,300枚ショートを増やし、計32,000枚ものショートを積み上げています。ここ数年間では無かった3万枚越えになっています。内訳はロングを8,300枚減、ショートを1,000枚弱増やしています。下図(2)を見ると、豪ドル同様に締日までは、水色のNZドル安トレンドライン上限で止まっていますが、現在のスポットは既に上抜いており、ショートポジション増の戦略が失敗している様です。

そのNZドル/米ドル相場は、0.6400〜0.6620米ドルのNZドル安トレンドラインを先週の20日に上抜き、ザラバで0.67絡みの高値までありました。これによりNZドルは上値トライできる余地ができています。現在は0.6600〜10米ドルにサポートありますが、仮に切っても逆ヘッド&ショルダーの0.6550米ドルが維持されれば、0.6750米ドル方向への余地が広がっています。更に、この抵抗線を越える勢いがでれば、非常に強い抵抗線0.6850〜60米ドルまでの上値余地が見られそうです。下値はもしヘッド&ショルダーの0.6550米ドルを切っても、0.65米ドルでダブルボトムになりそうです。(1NZドル=0.6640米ドル、9月25日14時00分現在)

N$シカゴポジション 2枚目の画像

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。

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