ユーロドル方向性に乏しい動き(9/18夕)

18日の東京時間にユーロドルは堅調に推移。夕刻にかけて一時14日の高値1.1722に迫る1.1718をつけたものの反落、

ユーロドル方向性に乏しい動き(9/18夕)

ユーロドル方向性に乏しい動き

18日の東京時間にユーロドルは堅調に推移。夕刻にかけて一時14日の高値1.1722に迫る1.1718をつけたものの反落、東京時間19:00現在は1.1675近辺での取引となっています。
月曜1日かけて金曜のポジション調整による下落分を取り戻したユーロドルは、1.16台後半で今朝のアジア時間につなぎました。しかし、東京時間7:30頃にトランプ大統領が中国への第三段となる追加制裁関税実施を表明すると小幅に反落、1.1667の本日ここまでの安値をつけましたが、その後は方向感を失った形となっています。
極右政権成立後、予想に反して財政規律の維持を軸に比較的まともな発言を繰り返しているイタリアのトリア経済、財務相に対し、五つ星運動のディマイオ副首相が反発、トリア財務相の進退問題が燻る動きとなっている点がユーロにとってやや重石となっています。

テクニカルには一目均衡表の雲を突き抜けて21日移動平均線(1.1628)もしっかりと下支え。底堅い動きといってよい形ですが、今ひとつ上昇力も感じられず、結局はレンジ内の相場にとどまっているのがユーロドルの現状で、当面上方向は一昨日の高値1.1722と8/28の1.1733をクリアできるかが課題です。

序盤の欧州株価指数先物はイタリア以外はおおむね上昇。本日この後大きな経済イベントは予定されていません。

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